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すべての物事には「原因と結果」が存在します。

算命学は、人間が生きてゆく過程でおこる不可思議な事象のもつれを紐解く技法のまなびです。幼少からの軌跡をたどると、もつれの流れが浮かび上がってくることは多々あるのです。

算命学とは

古代中国では「韓、魏、 趙 、斉、燕、楚、秦」列強七カ国の戦国時代が続き、大陸西部辺境にあった秦の王・蠃政(えいせい)〔39 歳〕が中国統一を成す。蠃政は中国で初めての『皇帝』と称し、「始皇帝(しこうてい)」を名乗る。列強国対立の内奥でうごいたのが『算命(さんめい)』などの「占術」です。
始皇帝は的中(てきちゅう)の鋭い算命を「皇帝の占い」「王家の占い」と位置づけて秘匿。始皇帝は「焚書令」を施行し『占術、医学、農業』の書を除き焼却。中国文化大革命では『占術書』も焼却されましたが、算命の伝承者「呉仁和」は長崎に亡命。呉仁和氏の教えを継承したのが高尾義正氏〔49 歳没〕です。

高尾義正氏の著作に「算命学大系」11 巻があります。

高尾義正先生の弟子は分派。朱学院創設の佐藤宗颯も高尾先生の弟子です。佐藤宗颯〔校長として〕現役のとき、著者は算命学を朱学院でまなびました。

 

宇宙と類比(るいひ)して人間を小宇宙と称します。算命学は「気」の世界です。 大宇宙から放射されている「気」は、地球上に人間が誕生する瞬時に、地球上で生きる『生命の気』として赤子へ入魂します。それが個人の生年月日です。生年月日を基にして、陰占の干支(かんし)と陽占の星に変換して、個人の奥底に 存在する運勢・運命の流動を観るのが算命学の占いです。

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